11日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は4日続落した。

米連邦政府の借入限度額をめぐる問題の先行き不透明感から投資家が慎重姿勢を強め、売り注文が膨らんだ。下げ幅は一時400ドルを超えた。

また、動画配信サービスの4月1日時点の会員数が昨年末時点より400万人減ったことが嫌気され、米娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニーが大幅下落したのも相場全体を押し下げた。

結局、ダウ平均は、前日比221ドル82セント安の3万3309ドル51セントで取引を終えた。

一方、ハイテク株主体のナスダック総合指数は続伸し、22・07ポイント高の1万2328・51だった。