8日夜、福岡市博多区で、警察から逃走していた軽乗用車が海に転落する事故があった。
FNNは、車が逃走する様子を捉えた映像を入手した。
福岡市博多区の通称“べイサイド通り”。
パトカーがサイレンを鳴らしながら追跡しているのは、青色の軽乗用車だ。
8日夜、福岡市博多区の交差点付近で、巡回中のパトカーがふらつきながら走る軽乗用車を発見、停車を求めた。
ところが、車は警察の指示を無視して、通りを直進。
しかし、目の前が赤信号になると停車した。
逃げるのを諦めたのように見えたが、車はまた走り出した。
車が逃げ込んだのは、博多港 行き止まりで観念するかと思いきや
一連の様子を目撃した人は、「普通のスピードで博多港に走っていった。あの中に入ったら行き止まりなので…」と話す。
そこで、約850メートルに及ぶ逃走劇が終わるかと思いきや、車が岸壁から海に転落してしまったのだ。
軽乗用車には男女3人が乗っていたが、3人とも自力で車から脱出した。
いずれも命に別条はなかった。
その後、警察は車を運転していた福岡県嘉麻市の自称建設業・山本暁（さとし）容疑者（50）と、同乗していた川上崇司容疑者（40）、橋口かおり容疑者（43）を、9日までに覚醒剤を使用した疑いで逮捕。
調べに対し山本容疑者は「使用しました」と容疑を認めている。
（「イット！」5月9日放送より）
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