立憲民主党の中堅・若手衆院議員の有志が8日記者会見を行い、泉代表や党執行部に対して「背水の陣で戦う覚悟を決めてほしい」などとする緊急提言を行うことを明らかにした。
提言では、4月の統一地方選について「立憲民主党は議席数を増やしたが、与党・自民党の議席数には未だ及んでいない」と指摘。
また、支援する候補者が全敗した衆参の補欠選挙については「党として総力をあげて戦ったが、勝ち切ることができなかった」としている。
「政権に対して本気で挑み、改革を断行する覚悟と決意を鮮明に示すべき」だとして、衆議院289選挙区のうち、最低でも200以上の選挙区で候補者を擁立すべきだなどとした。
さらに執行部に対して、「与党に対峙する野党第一党として、共に背水の陣で戦う覚悟を決めてほしい」と迫った。
また、「20代から40代の次世代を担う若者の候補者」や「女性の候補者」の比率を飛躍的に増やし、積極擁立を進めることなども提言された。