北朝鮮が、ICBM級の可能性のある弾道ミサイル少なくとも1発を発射しました。政府は、既に落下したとみられ、日本の領域内には落下していないとしています。
浜田防衛大臣は、北朝鮮が、午前7時22分ごろ、内陸部から、少なくとも1発のICBM=大陸間弾道ミサイル級の可能性のある弾道ミサイルを、高い角度で、東方向に向けて、発射したとみられると発表しました。
さらに、「我が国領域内に落下していないことを確認した。
EEZ=排他的経済水域への飛来も確認されていない」と明らかにしました。
政府は、ミサイル発射後、Jアラートなどで、「午前8時頃、北海道周辺に落下するものとみられる」として警戒を呼びかけましたが、その後、「確認したところ、北海道及びその周辺への落下の可能性がなくなったことが確認されたので、訂正する」と発表しました。
これについて、岸田首相は記者団に対し、「Jアラートの件も含めて今確認中だ」と述べました。