連休明け10日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は3営業日続伸した。7日発表されたアメリカの3月の雇用統計を受け景気後退への警戒感が和らいで買われた。ただ、12日に3月の消費者物価指数の発表を控え、内容を見極めたいとする雰囲気が強かった。

ダウ平均は連休前の6日と比べて101ドル23セント高の3万3586ドル52セントで取引を終えた。

ハイテク株主体のナスダック総合指数は反落し、3・60ポイント安の1万2084・36だった。