がんで闘病中だった音楽家の坂本龍一さんが、3月28日に亡くなった。
71歳だった。

坂本さんは、1978年に「千のナイフ」でソロデビュー、同じ年に「YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)」を結成し、人気を集めた。

その後は、「戦場のメリークリスマス」に出演し、音楽も担当。

1988年には、映画「ラストエンペラー」で、日本人として初めてアカデミー賞作曲賞を獲得したほか、グラミー賞も受賞するなど世界的に評価された。

また、脱原発の集会などで積極的な発言を続け、被災地支援活動にも携わった。

葬儀は近親者のみで済ませたという。