鹿児島市の平川動物公園で人気者だったオスのコアラ「タイヨウ」が、10月14日未明に死んだ。まだ4歳2カ月で、担当者は「早すぎる死」と惜しんでいる。
「太陽のように明るく」願いを込めた名前
タイヨウは2022年8月11日、平川動物公園で父「タイチ」と母「インディコ」の間に生まれた。「太陽のように明るく育ってほしい」という願いと、「月」を意味する母インディコの名前にちなんで「タイヨウ」と命名された。のんびりとした性格で、約4年にわたって多くの来園者に愛されてきた。
後ろ足に異変、いったん回復も・・・神経系の異常か
園によると、タイヨウは10月6日ごろから右の後ろ足に力が入りづらい状態が見られるようになった。検査や治療が続けられ7日以降いったんは回復傾向がみられたが再び状態が悪化し、14日未明に死んだことが確認された。何らかの神経系の異常が原因とみられている。

一般に、飼育されているコアラの寿命は10年から12年といわれ、4歳2カ月はその半分にも満たない。園の担当者は「人気者だったタイヨウの早すぎる死は残念」と話している。
献花台を設置 コアラ飼育数は国内最多の19匹
園では公式Xで「多くの方に愛されたタイヨウ、いつもあたたかく見守っていただきありがとうございまいた」とのメッセージを発信している。タイヨウも過ごしたコアラ館には10月16日、献花台が設置され、約1カ月にわたり、来園者がタイヨウに別れを告げる場が設けられる。

タイヨウは天国に旅立ったが平川動物公園で飼育されているコアラはオス7匹、メス12匹の計19匹と、国内最多を誇っている。10月を迎えつかの間の秋で過ごしやすい日々が続く鹿児島。タイヨウの愛くるしい姿をしのびつつ、元気に過ごすコアラの姿を見に訪れてはいかがだろうか。
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