秋を満喫できる「スイーツとブックカフェ」をお伝えします。
まずは珍しいスタイルでスイーツを提供する洋菓子店です。
*島田喜乃アナウンサー
「開店前から行列ができていますよ。こちら先月オープンしたばかりの高岡のお店。なんとスイーツのコースが食べられるそうなんです」
富山県高岡市のメゾン・ドゥ・ヴェール。
濃厚テリーヌが人気の砺波市の洋菓子店が手掛けた新店で、焼き菓子や生菓子など約60種類が並び、 カフェも併設されています。
オーナーパティシエの藤井雄大さん。
日本最大級の洋菓子コンクールで銀賞を受賞した経歴を持つ新進気鋭のパティシエです。
そんな藤井さんが作るスイーツのコースとは?
*島田アナ
「スイーツのコースって珍しいですよね」
*メゾン・ドゥ・ヴェール オーナーパティシエ 藤井雄大さん
「富山県だとあまりないかもしれないですね。コースの構成としては秋の訪れから冬の訪れまでを感じてもらえるコースになります。お好きなコーヒー豆を選んでいただくところからさせていただこうと思って。もちろん食べておいしいが食をしっかり体験していただきたいなと思って」
ドリップコーヒーは、産地も濃さも違う5種類の豆から自分で選んで淹れます。
ワイングラスを使うことでより香りが楽しめるそうです。
*島田アナ
「すごい香りました。もうこの時点で香りました。おいしいです。程よい酸味がありますね」
まずは、マスカットとクリームチーズがマッチしたサラダを頂きました。
*メゾン・ドゥ・ヴェール オーナーパティシエ 藤井雄大さん
「上のパリパリを崩しながら食感と秋の味覚、秋の訪れを楽しみながら食べていただけたらなと」
*島田アナ
「いただきます。うーん。フレッシュでさわやかな感じがしました」
*メゾン・ドゥ・ヴェール オーナーパティシエ 藤井雄大さん
「シャインマスカットの甘みが増す構成になっていまして、より料理に近いんですが、パティシエらしさも残した一品になっています」
メインは、チョコがおいしく感じられる秋にぴったりのフォンダンショコラです。
*島田アナ
「チョコが濃厚。そして中の爽やかなフルーツ系の味もします」
*メゾン・ドゥ・ヴェールオーナーパティシエ 藤井雄大さん
「真ん中にオレンジのソースとグレープフルーツ、濃厚だけど、さっぱり終わっていただきたい」
*島田アナ
「いいチョコレートの甘さと香りだけが口の中に残っておいしい」
コースは6品。完全予約制で10月末まで平日には空きがあるそうです。
高岡駅から歩いて約10分。大手町にある「BOOK&CAFE 松キ」です。
*BOOK&CAFE 松キ 松城裕貴さん
「こんにちはいらっしゃいませ」
店主の松城裕貴さん、関東から富山にUターンして3年前にこのブックカフェを始めました。
松城さんの本を選ぶ基準は?
*BOOK&CAFE 松キ 松城裕貴さん
「この表紙いいなっていうジャケ買いってやつですね。ジャケットで選んで、(ネットの)レビューいいなって思ったら買うという感じ」
そんなジャケ買いで購入したという小説やエッセイ、漫画など2000冊以上があり、そのほとんどが読み切りの単行本やコミックです。
さらに、最近人気が出てきているという「ZINE」という自由な発想で表現された個人制作の冊子も数多くあり、個性的な本にも出会えます。
秋の夜長にぴったりの漫画を紹介してもらいました。
まずは、タイトルだけで不思議な世界に誘われそうなこちら。「1ページ先、奇妙を右方向です。勝見ふうたろー作品集」。(著者 勝見ふうたろー)
*BOOK&CAFE 松キ 松城裕貴さん
「この作者さんが高岡出身の方で、うちのお店にお越しいただいたこともあって、うちで作家活動をしていただいたりしていたので、それをきっかけに知ったんですけども。人間誰しも持っているような焦りとか、孤独感、どちらかというと、負の感情をものすごい上手な漫画の演出で、奇妙な物語に仕上げている。まるで映画とかドラマを見ているような感覚になれる作品です」
続いては、池辺葵さんの「どぶがわ」。
とある町を流れるどぶがわと川沿いの町に暮らす人々の群像劇です。
*BOOK&CAFE 松キ 松城裕貴さん
「みんなそれぞれ苦悩を抱えてはいるんですけど、非常に自分で自分の機嫌の取り方が上手なんですよ。読み終わったあとに悩みに対してとか、幸せとは何かとか、そういうものに対して、もうちょっと肩の力を抜いて、いい形でひたむきに向き合えるようになりそうな作品です」
店主お勧めの本を片手に、軽食やドリンクを楽しみながらじっくり本の世界に浸ってみてはいかがでしょうか。
