ノーベル化学賞の受賞が決まった硤合憲三さんがかつて研究生活を送ったアメリカの大学の関係者らからも祝福の声があがっています。
硤合さんは、1979年からおよそ2年間、アメリカのノースカロライナ大学(UNC)で立体化学の権威だったエリエル教授のもとで研究員を務めていました。
当時、硤合さんと同じ研究室で過ごしたエウセビオ・フアリスティ教授がFNNの単独インタビューに応じました。
47年前にアメリカで共に研究したフアリスティ教授:
硤合先生は、昔からとても控えめな人でした。(湖の写真は)忘れられない思い出です」)
その後も互いの国を行き来し、交流を続けてきたというフアリスティ教授。
今回の受賞を喜ぶとともに、亡き恩師への思いを語りました。
フアリスティ教授:
ケンソウ!とても誇らしく嬉しいです。もっと早く受賞すべきだったと思いますが、今回受賞できて良かったです。私たちの愛する恩師も、生きていれば大変喜んだと思います。
一方、大学のキャンパスでは現役の学生らからも歓喜の声があがりました。
UNC現役学生:
とても素晴らしいことだと思います。UNCで行われている研究が素晴らしいことを示していますし、そこから成果を挙げた人がいるのはうれしいです。私たちは本当に一生懸命研究しています。科学は多くの人が協力して進めるものなので、みんなの努力が必要なんです。
また、現在、同じ研究棟で研究している教授らからも喜びの思いが聞かれました。
現役の教授らは直接、硤合さんと面識はないとしながらも「博士研究員としての研究を通じて学んだことが、その後、硤合教授が独立した研究者として新しい化学反応の研究を進めるうえで、生かされたことは間違いないと思います。そして、それが最終的に今回の受賞につながる研究の基盤になったのだと思います」などと硤合さんをたたえました。
