旧国鉄時代、蒸気機関車が3台連結して走行していたJR伯備線。当時の様子を鉄道ファンに楽しんでもらおうと新見市のホテルにコンセプトルームが完成し、10月5日にお披露目されました。
◆JR新見駅近くのホテルに登場!その名も新見SL鉄分補給部屋「轍~WADACHI~」
コンセプトルームが完成したのはJR新見駅から徒歩1分の「新見グランドホテルみよしや」です。
(三竿雅義記者)
「新見SL鉄分補給部屋「轍~WADACHI~」と名付けられたこちらの一室。まず目につくのはこちらのロールスクリーン。蒸気機関車3台が連なって走行する写真が掲げられています」
1962年から1972年まで走行していた三重連は市内で採掘した石灰石を急勾配の多い伯備線で運搬するには欠かせない交通手段でした。
三重連を写真に収めようと当時、多くの鉄道ファンが新見市を訪れていました。
(コンセプトルームを企画した 鉄道カメラマン坪内政美さん)
「まず宿が取れない。連日数年間は宿が満杯。(三重連最終日は)布原地区だけで2800人訪れる大ブームだった」
コンセプトルームはもう一度、鉄道ファンを市内に呼び戻そうと鉄道カメラマンで新見市鉄道観光アドバイザーの坪内政美さんが企画しました。9月から工事を進め、機関車の模型やプレート、掛け軸などが設置されています。
こちらの壁には機関車に関する雑誌やレコードが。全て坪内さんの私物で、キャプションは自ら制作しました。
(鉄道カメラマン 坪内政美さん)
「貸しているというか、家に置いておいても仕方がない。見てもらってこその物」
〇レコードの音
旧国鉄時代に使用されていた座席も設置されていて鉄道ファンなら1泊では満喫しきれない部屋に仕上がりました。
(鉄道カメラマン 坪内政美さん)
「テーマはホテルなのに”寝させない”。鉄分補給部屋という名前なので十二分に鉄分を補給し、新見を楽しんでもらいたい」
コンセプトルームのオープンは10月14日、鉄道の日です。
