明治安田生命が発表した「家計に関するアンケート調査」(3月22日~3月28日まで、全国の20~79歳の既婚男女1620人を対象に調査)によると、今年のゴールデンウィークに使う平均予算は3万9294円で、去年から約1万円(9750円)アップした。

「自宅で過ごす」が41.6%と依然として最も多いものの去年より(56.0%)より大幅に減少し、「国内旅行」(13.7%)や「帰省」(7.9%)などの外出が増加した。「海外旅行」(1.2%)も増加傾向だ。

その一方で、物価高の影響については、「目的地を近場に変更する」(24.7%)、「宿泊先のグレードを下げる」(18.1%)といった予定変更や、「予算を上げざるを得ない」(13.9%)などが上位にあがった。

調査を行った明治安田生命は、外出が活発化する一方で物価高を受けて我慢を強いられている側面も浮き彫りになったとしている。

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