調査会社インテージは、今年のゴールデンウィーク(GW)にかける予算について調査した結果を公表した。平均金額は2万7870円で、去年の1万6407円から約1.7倍と大幅に増加した。
物価高が家計を圧迫しているなかでGW予算が大幅に増加した理由について、インテージは「新型コロナウィルス関連の制限が緩和される中、今年はGWを楽しみたいという意識が追い風になった」と分析している。
GW中の過ごし方については(複数選択)自宅で過ごす(35%)が最も多いものの、「ショッピング(24%)」「外食(19%)」「国内旅行(14%)」が上位になり、回復の兆しを見せた。
ただ国内旅行の宿泊日数については、「1~2泊」が65%と、短めの宿泊数が人気となっている。インテージは「長期間の宿泊への抵抗感や、昨今の物価高や経済状況を受けて短期間に抑える、といった意識が働いている側面があるのかもしれない」とみている。