長崎市で手製の拳銃などを所持していた銃刀法違反などの罪に問われている男の初公判が開かれ、検察は懲役7年を求刑して結審しました。
銃刀法違反と覚せい剤取締法違反の罪に問われているのは荒木 力 被告(61)です。
起訴状によりますと、荒木被告は2023年8月に長崎市内で拳銃1丁と弾丸6個、覚せい剤およそ0.05グラムを所持していたということです。
長崎地裁で開かれた初公判で荒木被告は「間違いないです」と起訴内容を認めました。
拳銃は知人から15万円で購入していて、理由については「何かあった時のため」と述べています。
購入した際に知人と「海岸で拾った」と口裏合わせをしていて、検察側は刑事責任は重大として懲役7年を求刑しました。
弁護側は懲役3年以下の判決を求めています。
判決は6月12日です。