大雨のシーズンを前に、佐賀県と福岡県の警察署が救助活動などの連携を強化しようと合同訓練をおこないました。

この合同訓練は、大雨のシーズンを前に水難事故などに備え、大きな河川が近くを流れる鳥栖警察署と久留米警察署が連携を強化しようと行われたものです。
訓練には日本語に不慣れな外国人からの通報にも的確に対応できるようにと、日本語学校に通う留学生らも参加。
福岡県警察本部の通信指令室が内水氾濫で孤立した人を見つけた留学生からの110番通報を民間委託会社の通訳を介して受け、現場に伝えて警察官がゴムボートで救助していました。

【弘堂国際学園 ホックルムハマドさん】
「練習しましたからできます」
【鳥栖警察署笹川裕貴警備課長】
「県外と垣根を越えてですね一緒に救助するというのが大事だと思いますので、連携が取れて良かったと思います」

鳥栖警察署は毎年、大雨に備えて救助訓練を行っていますが、県外の警察署と合同で行うのは初めてだということです。

サガテレビ
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