山形県内でクラフトビールを作るメーカー7社が、県産ビールの普及を目指した協会を設立した。

県内のメーカー7社が今月設立したのは、「山形県クラフトビール普及協会」。
4月23日が「クラフトビールの日」に制定されているのに合わせ、23日に7社の代表が出席した会見が開かれ、設立の目的などを説明した。

協会によると、山形県は日本酒やワインの製造が盛んで「美酒県」をうたっている一方、県産ビールの認知度は低いことから、国内や世界に広くPRしていこうと今回、7社がタッグを組んだという。

県産ビールには月山・蔵王の湧き水を使ったものや、サクランボやラ・フランスの風味を楽しめるものなどがあり、山形らしさを感じられるのが魅力だとしている。

(県クラフトビール普及協会・設楽靖会長)
「山形は水がおいしいからビールもおいしい・日本酒もワインも同じだが、もちろんビールも『とりあえず生』ではなく『ここのビール』『ここの品種』というように注文していただけるよう周知していきたい」

協会では今後、醸造技術の交流会や6月の「美酒県山形フェア」へのブースの出店を計画している。

さくらんぼテレビ
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