陸上自衛隊石垣駐屯地はあす初めて公道を使い災害物資を運ぶ訓練を実施します。

これについて市民団体は「公道での訓練は認められない」と中止を求めています。

陸上自衛隊石垣駐屯地が24日予定している訓練は災害で道路が寸断された事を想定し隊員30人が水と携行食を中央運動公園にいる避難者に届け駐屯地まで戻るというもので往復およそ16キロを徒歩で移動しその際、武器は所持しないとしています。

石垣島の平和と自然を守る市民連絡会は公道を使用しないよう抗議の声を上げました。

▽石垣島の平和と自然を守る市民連絡会 上原秀政共同代表:
「今回は防災を理由にしているが、この先にあるのは武器を携えた行進やミサイル車両などの展開を含む公道を利用した島中での軍事訓練ではないのか」

市民連絡会は歩行訓練は駐屯地の中でも可能だとして公道を使う事自体を目的としているのではないかと批判しています。

午前6時30分から県道87号線を使用する予定で、陸上自衛隊が訓練で公道を使用するのは初めてです。

沖縄テレビ
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