秋田県潟上市の道の駅でチューリップが見頃を迎え、赤や黄、ピンクなど色とりどりの花々が春の街を彩っている。

 潟上市の道の駅しょうわ「ブルーメッセあきた」は今、色とりどりのチューリップに彩られていて、その数は4万本。

 例年は5月上旬に見頃を迎えるが、2024年は3月から暖かい日が続いたため、例年より2週間早く花が咲き始めた。このためサクラの時期と重なり、サクラも同時に楽しむことができる。

 チューリップは赤・白・黄色に加えて、2色咲きのものなど9種類。通常は、ほかの色より開花が一足遅い紫色のチューリップも満開を迎えている。満開のチューリップを引き立てるヒヤシンスも見どころの一つだ。

 22日は雲一つない青空の下、家族連れなどが春の花々を楽しんでいた。

 秋田市からお父さんと一緒に訪れた女の子は「かわいかった。赤色が好き」と話し、お父さんは「去年も見たが、いろいろな色を見られてよかった」と話していた。
 
 写真を撮っていた市内の男性は「いま一周してきたところ。やっぱりオレンジがきれい」と一面の花畑を楽しんでいた。

 チューリップを背景に、お気に入りのキャラクターいわゆる「推しキャラ」を撮影したり、花に囲まれて愛犬とのおやつタイムを楽しんだり、訪れた人たちは思い思いに穏やかなひとときを過ごしていた。

 ブルーメッセ秋田・沢井大輔さん:
「これだけきれいに一斉に咲くのは、ここ何年で初めてというか久しぶりなので、散歩しながらゆっくり見てもらえればと思う」

 チューリップは4月末まで楽しめる。

秋田テレビ
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