21日は4月としては観測史上最も気温が高くなった石垣島では毎年恒例のトライアスロン大会が開かれ、厳しい暑さの中声援の後押しを受けながら選手たちが自身の限界に挑みました。

スイム1.5キロ、バイク40キロ、ラン10キロのトータル51.5キロで競う石垣島トライアスロンには個人とリレーの部門に県の内外から1357人がエントリーしました。

最高気温は31.2℃と4月としては観測史上最も気温が高くなったきのうの石垣島。

過酷なコンディションとなりましたが今年は5年ぶりに市街地を走るコースが復活し、自身の限界に挑む選手たちを地元の人たちが大きな声援で後押ししました。

優勝は2017年大会以来の県勢優勝となる池隆礼さんが2時間5分24秒でフィニッシュしました。

▽男子優勝 池隆礼さん:
「しばらく沖縄県勢が優勝できていなかったので目標通り優勝できてとても嬉しいです。沿道の応援の力もあって最後まで粘り強く走れたかなと思います。」

女子は愛知県の山田梓さんが2時間23分10秒で優勝を果たしました。

また去年に続き出場した大会最高齢・91歳の稲田弘さんは4時間26分47秒でフィニッシュしました。

今大会最高齢 稲田弘さん:
「きょうは暑かった。あんまり調子良くなくて。すごく応援もあって励みになりました。」

熱いレースが繰り広げられた今年の石垣島トライアスロンの完走率は個人が93.3%、リレーは95.5%でした。

沖縄テレビ
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