21日は北日本を除いて雨模様のすっきりとしない天気となったが、各地で行われた春恒例のイベントは多くの人でにぎわった。

そばどころとして知られる兵庫・豊岡市では、恒例の「出石そば喰い大会」が行われた。

戦いの合図とともに、一斉にそばをかき込む参加者。
小皿に小分けされた皿そばを、制限時間内にどれだけ食べられるかを競う。

親子3人がリレー方式で食べる「家庭円満戦」では、家族の声援を受けながら必死にそばと格闘していた。

参加者「限界です。自分との戦いですね。味、覚えていないですね」
参加した子ども「(Q. いくつ食べた?)11(皿)。おいしかった」

優勝したのは、親子3人で121皿食べた家族だった。

福島・郡山市の萬寿(まんじゅう)神社では、春の例大祭「まんじゅう祭り」が開かれた。

神社に奉納されたのは、重さ173kgの「縁結び大萬寿」。
普通の薄皮まんじゅう約3800個分。

この特大のまんじゅうを、5月に結婚式を挙げるというカップルが家内安全などを願って萬寿開きした。

まんじゅうの中には、昇り竜と桜の花びらが描かれていた。

入刀した男性「大きいなという感想と、実際に入刀してみて思ったより硬かったので、そこにびっくりしました」

大萬寿は小分けされ、訪れた人たちに無料で配られた。

静岡県の修善寺温泉では、温泉を開いたとされる弘法大師に感謝する「湯汲み式」が行われた。

ここは約1200年前、弘法大師が独鈷(とっこ)と呼ばれる仏具で岩を砕き、温泉を湧き出させたと伝わる独鈷の湯。

その温泉をおけに受けた湯汲み娘が、稚児や弘法大師を祭ったみこしとともに、温泉街を練り歩いた。

このあと、みこしに納められた弘法大師の像が開帳され、参加者は焼香をして温泉への感謝の気持ちを新たにした。

日本有数の寺院として知られる千葉県の成田山新勝寺では、春の風物詩・太鼓祭が開かれた。

2024年は全国から43チーム、約830人が参加。
境内に迫力のある太鼓の音が響いた。

参加した人「心を1つにという感じでたたいています!」、「最高です!」

太鼓祭は、2024年で34回目で、例年2日間で約20万人が訪れる。

参加者「すごくかっこよかったです。全然、想像より響いてきて」

参道にはうなぎの名店も多く、うなぎを食べながらステージを見ている人たちも見られた。

参加者「太鼓の祭りをメインで来て、その次に絶対うなぎと思ったので幸せです」

午後3時ごろからは参道でパレードが行われ、2日間の日程を終えた。

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