バレーボールV1女子のアランマーレが、来シーズンから新たに始まる最高峰の「SVリーグ」に参入することが17日、正式に決まった。決定を受け、北原勉監督は「生え抜きの日本人選手と外国人選手が融合して戦っていく」と意気込みを語った。

(アランマーレ・西尾博樹GM)
「皆さんの協力のおかげで、無事参戦が決まった。地域の皆さん・パートナーの皆さん、行政の協力があっての結果だと思う」

(アランマーレ・北原勉監督)
「これからどう戦っていくかドキドキとワクワク。発表を聞いた瞬間、選手全員と喜んだ」

アランマーレが参入する「SVリーグ」は、世界最高峰を目指しこの秋に始まる新リーグで、女子は17日発表された14チームで戦う。
初めてV1で戦った今シーズン、アランマーレは22試合で一度も勝てない厳しい結果になった。
攻撃の要だったメソマチ選手が4月に退団したが、17日の正式決定を受け、SVリーグに向け外国人選手の補強を進めていく考えを明らかにした。

(北原勉監督)
「生え抜きの日本人選手、そして、外国人選手の生え抜き選手。それだけでは難しいと思うので、世界で活躍している選手、この全員が融合して戦っていく」

SVリーグ参入に伴い、試合は平均で3000人以上収容できるアリーナでの開催が求められている。このためアランマーレでは、約4000人が収容できる天童市・県総合運動公園で半数以上を開催し、酒田市・鶴岡市でも試合を行っていく考え。

(アランマーレ・西尾博樹GM)
「今まで酒田アリーナでホームゲームができていたが、それが天童になる。酒田の人はかなり複雑な思いになると思うが、その分、酒田にいるときに恩返しができればと思っている」

SVリーグは10月上旬に開幕し、来年5月初旬にファイナルを迎える。また、SVリーグ参入に伴いアランマーレはクラブ名を「アランマーレ山形」に変えて戦っていく。

さくらんぼテレビ
さくらんぼテレビ

山形の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。