台風など災害時に通信設備の復旧にあたる作業員の安全意識を高めるための訓練が17日、南風原町で行われました。

訓練はNTT西日本沖縄支店が実施したもので、およそ100人が参加しました。

このなかでは高い作業場所からの落下や作業中の飛来物や落下物による衝撃を疑似体験するブースが設けられました。

NTT西日本によりますと去年8月に台風6号が沖縄地方に接近した際には通信ケーブルの断線などトラブルが1万6000件に上り県外から1100人の作業員と200台の車両を動員し復旧が完了するまでに2か月を要しました。

参加者は訓練を通して安全対策の大切さやそれを怠った場合の危険性を感じていました。

▽NTT西日本沖縄支店 古江健太郎支店長:
「特に屋外の作業はリスクが潜んでいるところがございまして、やはりより作業の安全性を高めるということが作業員や地域の安全にも繋がる」

会場ではこのほか参加者がインターネットの光ケーブルが断線した時の修繕方法などを学びました。

沖縄テレビ
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