15日午後、舟形町でJR陸羽東線の線路わきの斜面が焼ける火事があり、消し止めようとした男性が熱中症の疑いで病院に運ばれた。線路の枕木が燃えたが、列車の運行に影響はなかった。

15日午後2時半ごろ、舟形町長沢の県道を通行中の男性から「陸羽東線の線路近くで煙が上がっている」と消防に通報があった。
現場は瀬見温泉駅と東長沢駅の間の斜面で、まもなく鎮火したが、消し止めようとした近くに住む45歳の男性が熱中症の疑いで病院に運ばれた。

「消防、水出しますよ! 準備よし」

火は線路の枕木にも燃え移ったが、列車の運行に影響はなかった。
救急搬送された男性は、父親と一緒に朝から農作業をしていて、昼休憩をはさみ午後2時ごろに戻った時には斜面から火の手が上がっていたという。

15日、県内は全域に乾燥注意報が発表されている。4月9日からは春の火災予防運動が始まっていて、警察と消防は火事の原因を調べるとともに、火の取り扱いに十分注意するよう呼びかけている。

さくらんぼテレビ
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