“木の産業のスペシャリスト”を育てる林業大学校の入校式が行われました。

高知県の林業を担う人材を育成する香美市の林業大学校には今年度、18歳から61歳までの43人が入校しました。

式では世界的な建築家で校長の隈研吾さんがビデオメッセージで入校生を激励しました。

県立林業大学校・隈研吾校長
「この短い期間をいかに濃い時間にしていけるか、それはみなさん自身にかかっています。頑張ってください」

林業大学校には林業の基本的な知識や技術を学び即戦力を育てる「基礎課程」と、高度な林業技術や木造建築の設計などを学ぶ「専攻課程」があり、それぞれ1年間学びます。

このうち基礎課程の入校生は10期目となりますが女性は3人で開校以来最多となりました。

入校生(岐阜から)
「体験重視のカリキュラムが組まれていたり自然がいっぱいある所で学べるところがいい点だとと思う。この学校でたくさんのことを学んで社会に出たら役に立てる人になりたい」

山や木を生かすスペシャリストになるため、入校生は新たな一歩を踏み出しました。

高知さんさんテレビ
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