新潟市の公園でリニューアルされ話題となっているタコの遊具。地元で愛される２代目のタコを取材しました。
「タコの滑り台リニューアル中！」
ＳＮＳで話題になっていたのは、公園に設置されたタコ型の遊具です。
この遊具が設置されているのは新潟市中央区の関分記念公園。現地に行ってみると…巨大なタコがそびえていました。
【飛田厚史アナウンサー】
「公園の大きなタコの遊具。一体どう変わったのでしょうか」
春の日差しの中さっそくタコを楽しむ子どもの姿が。
【子ども】
「こんにちは。タコ？タト？」
子どもたちをご機嫌にするこの遊具は３月に完成したもので、６本の滑り台があり、トンネルとしても遊べるのが特徴です。この公園を地元では…
【訪れた人】
Ｑ.公園の名前は
「タコ公園ですよね？タコ公園と呼んでいる。小さいころから」
もともとは関屋分水の完成を記念し作られた公園でしたが、今ではすっかり“タコ”が代名詞に。
新潟市によりますと、初代のタコは１９７２年に建設され、幅１０メートル・高さ４メートルの大型の遊具で多くの子どもが一度に遊べると人気を博してきました。
長年市民に愛されてきたタコですが、市は３年ほど前の点検で老朽化によるひびを確認。再建が決まりました。
【訪れた人】
「小さいころ来た覚えがある。父に連れてきてもらって。楽しかった覚えがある」
【訪れた人】
「子どもがすごくやんちゃだったので大変だった。駆けずり回って。タコとともに成長した」
世代を超えて愛されるタコ公園…様々な思い出があるようです。
遊具を整備する際も近隣の自治会から「タコの遊具にしてほしい」との要望があり、２代目を建設することになったといいます。
リニューアルのポイントはそのサイズ。
【訪れた人】
「小さくなったようにも見える」
という声もありましたが、幅１１メートル・高さ４．５ｍと、高さ・幅ともに初代よりスケールアップしています。
その姿はさながら新潟近海に生息する世界最大のタコミズダコのよう？ＳＮＳでも好評です。
【ＳＮＳ上のコメント】
「祝！新タコの滑り台」
完成を祝うコメントも見られました。
大きな滑り台は大人が滑ってもスピード感があり、なかなかの迫力でした。安全面も考慮し、子どもたちが滑り降りる際にぶつかってケガをすることがないよう整備されています。
【訪れた親子】
「公園がきれいになるのはうれしい。子どもがいっぱいになる。安全な方がいい。まだ２歳だから」
無事リニューアルを終えたタコ公園。これからも世代を超えて親しまれそうです。
【子ども】
Q.タコさん好きな人？
「はい！」
