4月16日に告示される衆議院・島根1区の補欠選挙について、独自候補の擁立をめざしてきた日本維新の会は10日、擁立の断念を明らかにしました。これで島根1区は、事実上の与野党一騎打ちの構図が固まりました。

日本維新の会・藤田文武幹事長
「(候補の)擁立まで至らずという形で非常に厳しいと思います。擁立がし終わっている2つ(東京15区、長崎3区)に戦力を集中している現状」

日本維新の会の藤田幹事長は、10日の記者会見でこのように述べ、4月16日に迫った告示までに独自候補を決める事は困難との考えを示し、事実上、擁立断念を表明しました。
ただ衆議院の早期の解散・総選挙を見据え、島根1区での候補擁立は引き続き目指していく事も強調しました。
今回の補欠選挙には、これまでに3人が立候補を表明していて維新の擁立断念により自民対立憲民主という事実上の与野党一騎打ちの構図が固まりました。

TSKさんいん中央テレビ
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