岩手県普代村で地域おこし協力隊をしていた豆腐店の店主が、地域の憩いの場を目指し、村の「道の駅青の国ふだい」に新たに豆腐料理店を開きました。

オープンしたのは「TOFokU食堂」です。

代表の鬼束拓哉さんは、普代村の地域おこし協力隊として村の情報を発信する活動をしたあと、地元の豆腐店の事業を引き継ぎました。

店名の「TOFokU(とうふぉく)」は「豆腐」と「東北」をかけ合わせていて、この豆腐店でも使われていました。

鬼束さんは豆腐を訪問販売する中で人と人とのつながりの重要性を改めて知り、高齢化が進む普代村の活性化につながればと食堂の出店を決めました。

コンセプトは「青のオアシス」です。
料理を通じて普代村の食材や生産者の魅力を伝え、地元の人たちと観光客の交流の場にしていきたいと考えています。

TOFokU食堂 鬼束拓哉代表
「野菜をくれたり、豆腐を毎週買ってくるお客さんに、それに対して恩返しをしていきたいというのが一番」

「TOFokU食堂」では、手作りの豆腐と地域の食材を使ったヘルシーな豆腐料理が提供されています。

目玉商品はサクサクジューシーな豆腐の唐揚げ「まめから」です。

三倉茉裕子アナウンサー
「ほんのり醤油の味がして、しっかり歯ごたえがあります。豆腐なのでヘルシーなのもうれしいです」

この他にも、フランスパンに「まめから」と普代のコンブ入りなますを挟んだ「フダインミー」も人気の商品です。

鬼束さんは今後、店舗を活用した料理教室などイベントの企画もしていきたいと話していました。

岩手めんこいテレビ
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