3年前の豪雨で、大きな被害を受けた神埼市の三谷地区の棚田では、復興に合わせて植えられた色とりどりのシバザクラが見頃を迎えています。
2021年8月、大規模な土砂災害により被害を受けた神埼市の三谷地区の棚田。
住宅5棟が被害を受けたほか、観光名所だった棚田のほとんどが大きく崩れ落ちましたが、地元住民が棚田に彩りを与え多くの人に見てもらおうと、5年ほど前から少しずつ株分けをしながらシバザクラの苗を植えています。
今では約1000平方メートルにわたってシバザクラが咲き誇っていて、花の蜜を目当てにチョウやミツバチが舞っています。
【三谷地区 福成洋子さん】
「ここに赤や紫を植えたらとてもきれいだろうと思ってやった。たくさんの人が来ていただいて見てもらいたいなと思う」
シバザクラの見頃は来週いっぱいの予定です。