来年4月に開校する米沢鶴城高校の、全日制の制服と運動着が11日に公開された。ネクタイとリボンには、地元の伝統産業「米織」が使われている。

米沢鶴城高校は、現在の米沢工業と米沢商業が統合して来年4月に開校する高校。
新たな制服は詰襟のAタイプ、襟のないイートンジャケットのBタイプ、襟があるブレザータイプのCタイプの3つが用意された。
さらに、上下の組み合わせも自由に選ぶことができる。

生地には、現在の2校の生徒が着用している紺・グレー・エンジなどの糸が組み込まれている。
また、ネクタイとリボンは地元の伝統産業「米織」で作られている。

米沢鶴城高校の来年度の入学定員は、全日制の工業科200人、商業科80人、定時制の総合学科40人となっている。

(県 高校未来創造室・吉田武史室長)
「制服を自由に選んでいただきたいことと、制服も1つの生活にしてほしいという思いを込めて、教育委員会の方で考えた内容になっている。自分に合ったデザインの制服を選んで、高校3年間、充実した生活を送っていただければ」

試着した生徒からは、「着やすく着心地もいい」という評価を得たという。
米沢鶴城高校は、来年4月、現在の米沢工業高校の校舎を利用して開校する。

さくらんぼテレビ
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