4月9日の雨から一転、10日はスッキリと晴れ渡りました。
この陽気で岩手県の南部ではサクラの開花が進んでいます。
平泉町の毛越寺では山門の前に咲くサクラがちょうど見頃を迎えています。
10日の真っ青な空にピンク色が映えます。
10日はオーストラリアから観光に訪れた人たちが散策を楽しんでいました。
オーストラリアからの観光客
「私の町にサクラは2種類しかないが、日本ではいろんなサクラが楽しめる。とてもきれいで美しい。ありがとう」
毛越寺のサクラは今週末にかけて見頃が続きそうです。
また毛越寺と中尊寺を結ぶ県道沿いの桜並木は五分咲きの状態で、春の日差しをたっぷり浴びてサクラのトンネルが完成しつつあります。
一方、中尊寺では本堂前のサクラが2日ほど前に咲き始めました。
平泉観光協会によりますと、町内では開花が進んでいて今週末見頃を迎える所が多くなりそうだということです。
盛岡地方気象台構内にあるソメイヨシノの標本木の10日午後の様子では、つぼみから花びらが見えていて、もう少しで開きそうなつぼみもあります。
11日は10日より気温が上がりますので、早ければ11日にも盛岡の開花発表があるかもしれません。