日本一うまい唐揚げの店を決める大会「からあげグランプリ」の受賞者が、4月10日に東京で発表されました。
岩手県内に店を持つ3つの企業が入賞を果たしました。

「からあげグランプリ」は「日本唐揚協会」が2010年から毎年行っているもので、10日は東京で授賞式が開かれました。

2023年は弁当部門やスーパー総菜部門など16の部門に全国から753店が参戦し、食感や味わい、コストパフォーマンスなどが審査されました。

このうち北日本のスーパー総菜部門では、青森県に本社があるユニバースの「八のちから!ユニバの骨付きから揚げ」が最高金賞に輝きました。

この唐揚げは青森産のブランドにんにくや、リンゴの花のはちみつなどを使っているのが特徴となっています。

ユニバース商品本部デリカ部門 本間康之部門長
「すごく刺激も受けたので、来年またおいしい唐揚げを作ってこの場でこの賞をいただきたい」

また、同じ部門では大船渡市に本社があるマイヤの「三陸産昆布根藻塩鶏唐揚げ」が金賞を受賞しました。

この商品はコンブの根っこを使って作られた藻塩や、岩泉町産の本わさび、地酒の「南部美人」が鶏肉にもみ込まれているのが特徴で、後味がすっきりしているということです。

マイヤ仙北店 野口由佳副店長
「三陸産の藻塩を使ったわさび風味の唐揚げです。決して辛くないので、多くの皆さんに金賞の味を召し上がっていただきたい」

一方、東日本しょうゆダレ部門では一関市のオヤマの「室根からあげ」が4度目となる最高金賞を受賞しました。

オヤマ 小山達也常務
「鶏肉がえさ高で非常に厳しい。これを我々は打開するために、品質を高めてどこにも負けない専門店をいっぱい継続させよう」

この唐揚げはブランド鶏肉「奥州いわいどり」のジューシーさを生かすように味付けされているということで、一関市内の直営店や道の駅むろねなどで購入できます。

岩手めんこいテレビ
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