酒田市の高校で、選挙制度や投票について学ぶ出前授業が開かれ、高校生が理解を深めた。

9日、酒田南高校で開かれた出前授業には、間もなく18歳になり投票権を持つ2年生、約150人が参加した。
選挙について学んでもらおうと、酒田市が市内の高校に呼びかけて実施しているもので、担当者が選挙を行うことの必要性や選挙運動の注意点などをモニターを使って説明した。

また、実際の選挙を模して実物の投票用紙と同じ素材の紙を使った模擬投票も行われ、生徒たちが意中の候補に一票を投じていた。
全国的な傾向として、10代の投票率は60歳以上に比べ大幅に低く、酒田市ではこうした出前授業などを通して意識の向上を図っていきたいとしている。

(生徒)
「若者に得することを言っている候補者を選んだ」
「いろいろと投票の仕方もわかったので、18歳になったら自分もこういう感じでやりたい」

本番前に貴重な経験をして、生徒たちは選挙への理解を深めたようだった。

さくらんぼテレビ
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