4月9日、鹿児島県内ほとんどの公立高校で入学式がありました。鹿児島市の錦江湾高校では2024年度の新入生から、ジェンダーレスに対応した新たな制服に変わりました。これまでスラックスは1種類でしたが、2024年度からは2種類が用意されています。

錦江湾高校で行われた入学式。新入生192人が新たなステージへ踏み出しました。

新入生が着ているスーツタイプの制服は、ジェンダーレスに対応して2024年から新たに導入されました。

錦江湾高校・石塚一哉校長
「皆さんはモデルチェンジした制服を身にまとう記念すべき第1号です。素敵ですね」

式では新入生代表の小園彩奈さんが誓いの言葉を述べました。

錦江湾高校 新入生代表・小園彩奈さん
「高校生としての自覚を持ちながら、誇りと責任のある高校生活を送り、自分の可能性を伸ばし、大きく前進していきます」

新たな制服に身を包んだ新入生たちは、学校生活に期待していました。

新入生
「スラックスが導入されて動きやすくなるし、うれしい」

鹿児島県教育委員会によりますと、9日、県内の公立高校に入学した生徒は約9200人です。

鹿児島テレビ
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