町内の中学生は50年前と比べ約3分の1と激減しています。
白石町の3つの中学校が統合して新たに開校した白石中学校の開校式が、9日行われました。
【旧白石中女子生徒3年生】
「みんなと仲良くなれるかが不安で、学校行事とかが楽しみです」
【白石中学校開校宣言】
「白石中学校の開校を宣言致します」
白石・有明・福富の3つの中学校が統合し今年度できた新白石中学校。
9日の開校式には、生徒や職員など約500人が参加しました。
式では校章が刺繍された校旗が田島健一町長から貞松弘人校長に渡されました。
校章は統合された3校の頭文字をモチーフにしているほか、有明海を臨む平野が広がる白石町をイメージした、海の“青”と朝日の“赤”の2色で描かれています。
開校式のあと行われた開校の集いでは、日本の伝統楽器篠笛奏者で唐津市出身の佐藤和哉さんが作った校歌を演奏し、美しい旋律に生徒たちは耳を傾けていました。
【校歌を作詞・作曲佐藤和哉さん】
「壁に当たったときに校歌を励みにしていただけたらという思いがある」
生徒たちは吹奏楽部の演奏で新しい校歌を歌いながら気持ちを新たにしていました。
【旧福富中男子生徒3年生】
「みんなより大きい挨拶をしてこれがお手本っていうのを見せていきたいと思います」
【旧有明中女子生徒3年生】
「上下関係みたいな気にせずに楽に過ごせる学校にしたいです」
白石町では約50年前には町内の3つの中学校に1740人の生徒がいましたが、今年度は在校生と新入生のあわせて551人が新白石中学校での学校生活をスタートさせます。
