春の全国交通安全運動に合わせ、松江市で8日に街頭活動があり、事故防止を呼びかけました。新学期・新入学の子どもを守る意識を高めます。

福島睦アナウンサー
「午前7時半の松江市です。通勤・通学の時間帯なんですが、大勢の人が横一列にずらっと並び、歩行者やドライバーに交通安全を呼びかけています」

街頭活動は、松江市の国道9号線沿いであり、警察や市の交通安全協会など約80人が、のぼり旗や横断幕を掲げて安全意識の向上を訴えました。
新学期・新入学を迎える春は、小学校低学年が事故に遭うケースが増える傾向にあり、警察庁のまとめでは、全国で1年間に小学生が人身事故にあった件数が、2023年は1109件と、ここ10年で2番目に多く、3人が亡くなっています。

松江警察署・板倉雅人交通総務課長
「新入学のシーズンです。子どもの交通事故を1件でも防ぎたいと考えております。全員で交通事故防止を徹底して頂きたいと思います」

警察では、朝だけでなく夕方の下校時に多く事故が発生していることから通学路の安全確保や交通ルールの徹底などを呼びかけています。

TSKさんいん中央テレビ
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