山陰両県の多くの小中学校で8日、1学期の始業式がありました。島根県浜田市では、2023年度で閉校となった小学校の児童たちが、新たな学舎で学校生活をスタートさせました。

校長
「きょうから浜田市立雲雀ケ丘小学校と浜田市立原井小学校は一緒になります。“新”原井小学校の出発です」

浜田市の原井小学校で、全校児童163人を前に少し緊張した面持ちで挨拶をしたのは旧雲雀丘小学校の児童たち。雲雀丘小学校は、校区内の児童数の減少を理由に、2024年度から原井小学校に統合され、43人が新たな学び舎に通います。
1学期の始業式に先立ち、新生・原井小学校としての「出発式」が開かれました。
式のあと、児童たちは教室へ移動。新たに旧雲雀丘小学校の児童7人が加わった6年生の教室では、先生がマジックを披露しました。先生が場を温めたところで、児童が一人一人自己紹介。親睦を深めました。

旧雲雀丘小学校の児童
「多分名前を覚えるのが精一杯だと思うので、名前を覚えたい」
「楽しい学校生活を送りたい」

原井小学校の児童
「クラスみんなで仲良く過ごしたい」

浜田市立原井小学校・竹岡七重教頭
「子供たちの笑顔が広がっていくように皆で頑張りたいと思っている」

新生・原井小学校は9日に入学式を行い、46人の新1年生を迎え入れます。
島根県では、津和野町を除く全ての小学校175校で、8日に始業式がありました。
鳥取県では、鳥取市や智頭町、南部町など約半数の小学校が新学期をスタートさせました。

TSKさんいん中央テレビ
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