短期大学校として新たなスタートです。唐津海上技術短期大学校の開校式があり、“海のスペシャリスト”を目指す35人が1期生として入学しました。
【新入生代表 阿萬優大さん】
「将来立派な船舶職員になるため勉学に励むことを誓います」
8日に開校式が開かれたのは、唐津市の国立唐津海上技術短期大学校です。
これまでは高卒資格を得ながら、船乗りの仕事を目指す生徒を受け入れていましたが、今年度から短期大学校として新たなスタートを切ります。
また、大型船舶の船長などをつとめる航海士の育成に特化しているということです。
【JMETS 田島哲明理事長】
「航海士の養成に特化した学校、しっかり頑張ってもらいたいなと期待しています」
開校式にあわせて行われた入学式では、“海のスペシャリスト”を目指して全国17の都府県から集まった35人が決意を新たにしていました。
【新入生 上村政稀さん】
「高校1年生のときに父が亡くなって、僕も父の背中を追って船長になりたいという風に思いました」
新入生は大型船舶を使った実習など2年間の学校生活を経て、タンカーの操縦などができる四級海技士の資格取得を目指します。
