こちらも春から新たなスタートを切った新社会人たち。4月8日、新潟市では県内企業の合同セミナーが開かれ、新入社員がビジネスマナーなどを学びました。参加者は慣れないマナーもいち早く身につけ、職場での活躍につなげることを誓いました。

【記者リポート】
「この春、新社会人となったフレッシュな面々が集まっています。やや緊張した表情も見えますが、きょうは社会人としてのマナーなどを学びます」

8日、新潟市中央区で開かれたのは、新入社員を対象にしたビジネスマナーなどを学ぶセミナーです。

新潟商工会議所が主催し、様々な業種の県内企業にこの春入社した新入社員など約80人が参加しました。

【講師】
「学生気分はここで脱ぎ去って、あすから現場に戻ってほしい。会社に戻ってほしい」

まず、新入社員たちは社会人としての心構えなど、ついこの間まで過ごしていた学生生活との違いについて考えます。

続いてビジネスマナーについて実践。

【講師】
「上半身を倒す時に自分の靴から1.5m先の床で(目線を)ピタッと止める。これコツの一つです」

挨拶のお辞儀の姿勢といったマナーの基本を一から学んでいきます。

さらに「苦手」との声も多く聞かれる電話応対では、取り次ぎの仕方を練習しますが…

【新入社員】
「えっと…総務部の森山で…、えっと…でございますね、かしこまりました。少々お待ちください」

慣れない言葉遣いに四苦八苦する場面もありました。

【新入社員】
「自分のボキャブラリーの中にないものはとっさに出ない。勉強を頑張らないといけない」

それでも同年代同士で協力しながらビジネスマナーを学んだ新社会人たち。いち早く基本的なマナーを身につけ、それぞれの会社での活躍につなげることを誓っていました。

【新入社員】
「色んなマナーがあると勉強になった。自分の仕事を覚えて、早く一人で仕事ができるよう頑張りたい」

【新入社員】
「学生の時はあまりマナーとか気を付けていなかったので、社会人として覚えていきたい。会社に貢献し、社会に貢献できるよう頑張っていきたい」

NST新潟総合テレビ
NST新潟総合テレビ

新潟の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。