静岡県の川勝知事が県議会6月定例会の初日に辞職したいとの意向を示したことを受け、自民党会派と公明党会派は4日に早期辞職を求めましたが、知事は応じるのか明らかにしていません。
川勝知事をめぐっては新入職員への訓示の中で職業差別とも受け取れる発言をしたことを受け、県議会6月定例会の初日に辞職したい意向を明らかにしています。
これに対し最大会派の自民改革会議と第3会派の公明党県議団は4日、県政の停滞を招きかねないとして6月定例会を待たずして職を辞するよう知事に申し入れました。
これに対し「しっかり受け止めます」と答えたという川勝知事ですが、5日朝、記者の「早期辞職の申し入れを受けたことについて一言いただけないでしょうか」との問いかけには無言を貫きました。
突然の辞意表明を受け、県議会では定例会の日程の変更を余儀なくされるなど影響が広がっています。
