アメリカ軍が2023年12月から3ヵ月連続で嘉手納基地でパラシュート降下訓練を繰り返していることに対し、県は沖縄防衛局長などを呼び出し抗議しました。

パラシュート降下訓練は、例外を除いて伊江島補助飛行場で実施することが日米で合意されていますが、アメリカ軍は、2023年12月、2024年1月に続いて今月15日も嘉手納基地で訓練を強行しました。

池田副知事は、沖縄防衛局の伊藤局長と外務省の宮川特命全権大使を県庁に呼び出し、訓練が常態化することへの懸念を伝え、今後嘉手納基地でパラシュート降下訓練を実施しないよう求めました。

宮川大使は県からの抗議を在沖アメリカ軍に伝えると述べ、伊藤局長は滑走路の整備状況が悪いとされている、伊江島補助飛行場の使用を早期に再開できるよう引き続きアメリカ軍と協議していく考えを示しました。

沖縄テレビ
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