沖縄市にある県立球陽高校で、制服など身なり関する校則が試験的に緩和され、多くの生徒が自分らしい髪型や服で登校しました。

20日から始まった身なりに関する校則の緩和は、「自分らしさ」を最大限に発揮できる環境づくりを目的に生徒から提案され実施されました。

これまでは制服の着用が校則で決められていましたが、制服以外にも私服やジャージを着ることができるほか、髪の色を変えたり化粧をして登校できるようになります。

生徒:
「楽しいというか朝から自分らしさを出せて、好きな私服を着られて学校に登校できたので今日はいい一日になるのかなと思います」

メイクをして登校した生徒:
「(学校へ行く)足どりが軽くなる学校に行きたくなる感じです」

髪色を変えた生徒は:
「今日すごく思ったのが、学校へきてみんなに褒めてもらって、いつも猫背で歩いているんですがすごく胸を張って歩けると思って」

アメリカからの留学生:
「(普段着の登校は)変な感じはしなくて面白いなと思った」「(初日だから)あと数日は楽な服を着るけれど、そのあとは制服を着ていると思う。かっこいいから」

球陽高校田名裕治校長:
「子どもたちのモチベーションは間違いなく上がっていると思います」「コミュニケーション能力を広げながら、子供たちがより自分の考えであったり他者の考えを聞いたりとかそういったところを期待しております」

この取り組みは3月21日まで実施され、校則の緩和によって心境の変化があったかなど2年生が生徒へ調査したり、保護者や教師にもアンケートを取ることにしています。

沖縄テレビ
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