訓練場の整備計画をめぐり玉城知事は「政府は地元の意向を尊重し真摯に向き合うべき」との考えを示しました。
玉城知事は１６日の会見で「計画ありきの進め方では地元住民が不安に思うのは当然だ」とし、政府に対し地元の意向を尊重するよう求める姿勢を示しました。
玉城知事
「そこが適地であるという説明については、やはりまだ十分な理解は得られていない。それどころか住民の皆さんは明確に反対している。地元の意向を尊重する姿勢をぜひ示していただきたい」
一方、木原防衛大臣は１７日から沖縄を訪れることを明らかにし、普天間基地の移設計画や南西地域の防衛体制強化について政府の考えを説明したいと述べました。
木原防衛相
「いずれの面談においても沖縄の基地負担軽減に全力で取り組んでいくことや、戦後最も厳しく複雑な安全保障環境の中で南西地域における防衛力の抜本的な強化をしっかりと進めていくこと、この点もお伝えをしたい」
木原大臣は玉城知事や基地を抱える市町村長と会談する予定です。
