13日ペルーの首都リマで、警察による着ぐるみを使った“おとり作戦”が行われた。
クマの着ぐるみを着た警察官が出てきた女を取り押さえ、麻薬の売人2人を逮捕。
家の中からは、1500個以上の麻薬が押収された。
麻薬の売人を摘発
バレンタイン前日の13日、南米ペルー・リマ。
風船を持ったクマの着ぐるみがチョコレートを配っている。
近くの家から女が出てくると、「落ち着け、焦らずに…」とつぶやき、その様子をうかがっていた男性が猛ダッシュした。
なぜか頭を外した着ぐるみグマが、女を取り押さえている。
実はこれ、麻薬の売人を摘発するため警察が行った“おとり作戦”だった。
家の中のマットレスを持ち上げると、ビニール袋が隠されていた。
中にはペースト状の麻薬がぎっしり詰まっている。
警察は売人とみられる女2人を逮捕。
1500個以上の麻薬を押収した。
サンタに扮してアジトに接近
こうしたペルー警察の変装作戦は、過去にもあった。
2023年12月のクリスマスには、サンタに扮(ふん)して麻薬組織のアジトに接近。
犯人に気づかれることなく摘発に成功した。
今回の事件で、泣きじゃくる女をクマが優しくなぐさめていた。
(「イット!」 2月15日放送より)
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