新潟・魚沼市で11日、石川県から来た50代男性のスノーボーダーがバックカントリー中に滑落したが、翌12日に救助隊に救助され、無事生還した。
警察はバックカントリーをする際は、安全な計画と気象情報確認を呼びかけている。

滑落したスノーボーダーを救助

12日、救助隊員がヘリで駆けつけたのは、真っ白な雪山の斜面。

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緑色のウェアを着た遭難者の姿が確認できた。

新潟・魚沼市で救助を待っていたのは、石川県から来た50代の男性。
足元にはスノーボードがあった。

救助隊員が男性に、「これかぶって。かぶってバンザイして」と声をかける。

男性は11日の朝、スキー場のコース外などを滑るバックカントリーをするため登山を開始。
途中で滑り落ち、警察に救助を要請していた。

救助隊員がヘリコプターにつり上げるため、男性の体を固定した。

男性は命に別条なし

その間に、こんなやりとりがあった。

男性が「(かばん)背負った方がいいですか?」と聞くと、救助隊員は「背負わなくていいよ!雪崩来るかもしれないから、ボードとかばんは置いていくかも」と答えた。
そして、救助隊員が「はい、上がります!」と声を上げた。

その後、男性を無事救助。命に別条はなかった。

警察はバックカントリーをする際は無理な計画を立てず、気象情報を十分確認するよう呼びかけている。
(「イット!」 2月14日放送より)

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