電気の販売をめぐり、電力会社に新たに課金する国の制度が4月に始まることを受け、沖縄電力は一般家庭の平均的なモデルで1ヵ月の電気料金が35円値上がりすることを発表しました。

電気を販売する小売事業者などは電線を使用する際の料金を支払っていますが、4月から発電側にも課金される制度が始まります。

新たな制度に伴い、去年国に認可された規制料金の値上げとは別に全国の電力会社が料金を見直すもので、沖縄電力は1ヵ月当たり260キロワットを使用する一般家庭のモデルで値上げ幅が35円になると発表しました。

沖縄電力は値上げ分の財源を、再生可能エネルギーの拡大に向けた電線を増強する費用などに充てたいとしています。

沖縄テレビ
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