能登半島地震の発生から1週間が経ちました。被害の全容はいまだ見えていません。被災地では避難生活の長期化が予想され、長野県内の企業にも「支援の輪」が広がっています。長野市の「カンバーランド・ジャパン」は、「トレーラーハウス型の仮設トイレ」を被災地に送りました。

カンバーランド・ジャパン 原田英世社長:
「衛生面がとても心配で、こういうトイレがあるんだったらぜひ使わせてもらいたいと」

トレーラーハウスなどを製造している「カンバーランド・ジャパン」。

2019年の台風19号災害では仮設住宅として提供するなど被災地支援に取り組んできました。

被災地では避難生活の長期化が予想されています。

石川県珠洲市からの依頼で、仮設トイレを届けることになり、7日夜、長野市を出発しました。

下水の処理機能も備わっていて、断水が続く中でも使用できるということです。

カンバーランド・ジャパン 原田英世社長:
「お子さん抱えているとか、高齢の方とか狭いトイレは大変な方がかなりいると思う。そういう人たちに少しでも使ってもらって、できるだけ心穏やかになってもらいたい」

今後、仮設住宅用のトレーラーハウスの貸し出しなども自治体と相談しながら進めたいとしています。

長野放送
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