岸田総理大臣は、22日の予算委員会で自民党の5つの派閥の政治団体が政治資金収支報告書にあわせて約4000万円のパーティー券収入を記載していなかった問題について「わたしから、具体的な訂正内容について各政治団体において適切に説明を、できるだけ速やかに行うよう幹事長を通じて指示した」と述べた。
岸田総理が、自民党の派閥に対し説明を行うよう指示したのは初めて。
野党は、東京地検特捜部から派閥の担当者が任意の事情聴取を受けたかなどを、これまでも国会で質していたが、岸田総理は「私の立場から具体的な案件における動きについては、控えなければならない」と述べるにとどめていたため、野党は反発を強めていた。
(フジテレビ政治部)