松野官房長官は21日午後の会見で、北朝鮮が沖縄上空を通過するとみられる人工衛星打ち上げロケットの発射を予告したことに関連し、全国瞬時警報システム=Jアラートが発出された場合の避難行動を呼びかけた。
松野長官は「今後北朝鮮が発射を強行し、わが国の領土領海に落下する可能性がある場合、または上空を通過する可能性がある場合には、速やかにJアラート等を活用して、情報提供することとしており本日、沖縄県を含む地方自治体に対し、改めてその旨を通知し、注意を呼びかけている」と語った。
その上で「国民の皆さまには、Jアラートが発出された場合、可能な限り建物に一時避難するなど、必要な避難行動をとっていただくようお願いする。国民の安全確保に万全を期すため、政府一体となって国民に対する情報提供を適時適切に行っていきたい」と注意を呼びかけた。
北朝鮮は11月22日午前0時から、12月1日午前0時までを発射の期間として通報している。