イスラエルとイスラム組織ハマスの衝突をめぐり国連の安全保障理事会は15日、戦闘の人道的一時停止などを求める決議を採択した。今回の衝突で安保理決議が採択されるのは初めて。

決議はガザ地区全域での戦闘の人道的一時停止や、ハマスなどに拘束されている人質の解放などを求めるもので12か国が賛成し採択された。

安保理では10月の戦闘開始以降、これまで4本の決議案が否決されていて、決議が採択されるのは今回が初めて。

安保理の決議には法的拘束力があるが、イスラエルの国連大使は「決議は現実から切り離されていて無意味」と反発している。