広島県内の夢や目標に向かって頑張る子どもたちを応援する番組『夢キラリ』
今年7月に行われた国体 相撲競技の広島県予選で準優勝に輝き、2年連続2度目の出場を決めた竹原高校相撲部 蜂須賀 都斗くん(高校2年)にインタビューしました。
――予選を振り返ってどうでしたか――
すごく緊張していたのですが、自分の思ったような相撲が取れたので、今日はイケると思いました。立ち合いから当たってすぐ手を伸ばして、突き押す相撲が得意なので、相手にまわしを取らせずに相手に何もさせない相撲を取れたので、それが一番良かったです。
――準優勝という結果はどう受け止めていますか――
嬉しい気持ちと悔しい気持ちが半々でした。※甲斐くんに勝ちたかったっていう思いが強かったので、それで負けてしまったのがすごく悔しかったです。公式戦で勝ったことはないです。
※甲斐 芭瑠真(かいはるま)くん。『夢キラリ』2021年8月16日放送回で紹介。今回の国体予選でも都斗くんに唯一の黒星をつけ、優勝に輝いた良きチームメイトであり、良きライバル。
――甲斐 芭瑠真くんの強さとは?――
甲斐くんの良さは立ち合いの早さと、その後押しが自分よりも強いので、そこで圧倒されて負けるような相撲が多いです。全国で結果を残している人たちは、立ち合いのときに自分よりも足が出るスピードが速いので、相手が手をついた瞬間に自分が一歩相手より先に出すということを意識しています。突き押しのときに手を回転させて、相手の嫌がるような相撲をとりたいです。去年1回も勝てなかったので、1回勝つことが目標です。
――常に心にとどめている夢キラめく言葉は何ですか――
「人から信頼される人になれ」です。これは相撲部の顧問の谷埼先生に言われた言葉です。自分が授業中とか、友達と喋ったり、提出物もあまり出さなかったり、日常生活をおろそかにしていたときに、「そうしたことが続くと、人から信頼される人になれないぞ」と言われました。
信頼されるということは、大会出たときに周りの友人とか先生とかに「頑張ってね」と応援されるような人間になるということなので、相撲の稽古だけでなく、日常生活や勉強も頑張りたいです。相撲の大会で結果を残すことができたら、谷埼先生も喜んでくださると思います。
――今後の目標は何ですか――
高校での目標は、全国大会で団体・個人共に決勝トーナメントに進出することです。
『夢キラリ』は毎週月曜夜8時54分からTSSで放送しています。
(※谷埼先生のさきは「たつさき」です)