ディスカウントストア「ドン・キホーテ」を運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスは16日、今年6月までの1年間の連結決算を発表した。

この中で、売上高は1兆9368億円(前年同期比5.8%増)と過去最高を更新し、本業のもうけを示す営業利益は1053億円(前年同期比18.7%増)となり初めて1000億円を超えた。

コロナ禍の規制緩和により外出需要が増加したことで、旅行用品や季節商品が好調だったほか、入国規制の緩和を受け積極的に免税売り場の強化を行ったことで、インバウンド需要を順調に取り込むことができたことなどが要因としている。
コロナ禍で「ほぼゼロ」となった免税売り上げは383億円にまで急回復した。

2024年6月期は、初の売上高2兆円台を予想している。

経済部
経済部

「経済部」は、「日本や世界の経済」を、多角的にウォッチする部。「生活者の目線」を忘れずに、政府の経済政策や企業の活動、株価や為替の動きなどを継続的に定点観測し、時に深堀りすることで、日本社会の「今」を「経済の視点」から浮き彫りにしていく役割を担っている。
世界的な課題となっている温室効果ガス削減をはじめ、AIや自動運転などをめぐる最先端テクノロジーの取材も続け、技術革新のうねりをカバー。
生産・販売・消費の現場で、タイムリーな話題を掘り下げて取材し、映像化に知恵を絞り、わかりやすく伝えていくのが経済部の目標。

財務省や総務省、経産省などの省庁や日銀・東京証券取引所のほか、金融機関、自動車をはじめとした製造業、流通・情報通信・外食など幅広い経済分野を取材している。